『1日30分で、英語が話せる!「4つの習慣」勉強法』

もともとは英語が得意なわけではなかった、という筆者。
今では予備校講師、TOEIC対策などの企業研修講師。
そしてTOEIC990点満点、通訳案内士国家試験、などをクリアしている。

なぜそうなれたか?
その勉強法を伝えるための一冊。

 

第1章 なぜ日本人は英語が話せないのか?

これは多くの日本人にとって思い当たる節があるだろう。
いわゆる「完璧じゃない英語をしゃべると恥ずかしい」というやつだ。
サラッと読んで、再認識したら、さっさと越えたほうがいい。

もうひとつ、この章には、「印象に残る自己紹介」について述べられている。

 

第2章 「4つの習慣」勉強法で話せる英語になる!

他の本でも述べられていた、中学程度の文法と、あとは練習。
筆者は紆余曲折したが、読者には「正しい一本道」を行け、と示している。
その正しい一本道である4つの習慣とは、…これは、本文を見ていただきたい。(p.68)

個人的には、日本人が苦手な「5つの発音」がまとめてあったので参考になった。(pp.92-97)
読めばおそらく、「ああ、あれにはこんな名前がついてたのか!」と思うだろう。
1.子音止めの法則
2.リエゾン
3.弾音化(フラップT)
4.音声の同化(assimilation)
5.センスグループ

もうひとつ、センテンスの「強弱」で発音に差がつく、という点。(pp.97-101)
1.「意味語」と「機能語」
2.同じ単語の「強形」と「弱形」
3.既知の情報と新情報

 

第3章は再び、日本人と英語について述べられている。

 

TOEICのSWテストを活用しよう、という提案や、
参考書の紹介、オンライン学習法などの提案もある。

あくまでも勉強法の本なので、
教材としての本を、紹介された中から選んで、さっそく今日から取り組むことをおすすめする。

 

1日30分で、英語が話せる!「4つの習慣」勉強法
安河内 哲也 (著)
フォレスト出版 (2012/5/20)

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