まずは目次をご覧いただこう。
目次
はじめに
01 正しい手抜きを知る
02 あきらめない目標設定をする
03 「できっこない」を理解する
04 言い訳に完璧主義を使わない
05 「習慣化」で安定させる
06 すぐ手をつけてみる
07 人の分まで背負い込まない
08 計画だけで満足しない
09 手抜きなのか疑ってみる
10 手抜きを受け入れてみる
11 「もしも」を考えてみる
12 完璧主義に長所はないのか？
13 満点以外も認めてみる
14 異様な作業に没頭しない
15 人に迷惑をかけてみる
16 鈍感になって幸せにはたらく
17 論点をずらさない
18 両立しない完璧主義
19 限りある時間内ではたらく
20 余計なモノを取り除く
21 完璧は正常でない
22 時間に余裕をなくしてみる
23 手の抜きどころを見極める
24 なんでもかんでも明かさない
25 違和感に慣れる
26 大事にする人を逆にしてみる
27 他人目線に立ってみる
28 思い込みを捨ててみる
29 少しずつ完璧をなくしてみる
30 ゆるく仕事に挑んでみる
…なんと、「完璧（主義）」が5回も登場する。
それも、どちらかといえば否定的な意味で。
本文を読み始めれば…納得する。
「完璧を目指す人は仕事を始めるのが遅い」（06）
…確かに。
完璧なものを作ろうと思うあまり、
今日は体調が…とか、時間がないから…とか、
理由をつけて、なかなか始めなかったりする。
質をある程度犠牲にしても、
毎日コツコツと仕事をすることで、
慣れていき、良いものができるようになっていく。（05）
でも、もちろん、
かならずしも完璧主義はマイナスというわけではない。（12）
ひとつひとつの項目について、
本文があり、最後にまとめの言葉があるのも良いです。
一番好きなのは、これ。
「完璧よりも 最適を目指す」（18）
『すごい手抜き – 今よりゆるくはたらいて、今より評価される30の仕事術 –』
佐々木 正悟 (著)
ワニブックス (2015/12/4)