『世界一覚えやすい 英会話シンプルフレーズ380』

「英語ギライを解消できる解決策を目指した1冊です」という本。(p.4)

 

じつは日常会話は、簡単な言い回しで成り立っている。
しかも、ほぼ定型文である。

という説明は、他の本でも見かけた。

 

しかし…この本の画期的なこと…!

なんと、1語から始まっている。

それも、
Chapter1-1、01は「Yes」だ。

02は「No」だ。

どんなに英語がニガテな人でも、「Yes」と「No」を知らない人はいないだろう。

 

この本に載っているパスワードで、音声ダウンロードができる。
(※予告なく配布終了になる場合があるそうです。)

音声の内容は、こんなかんじだ。

「№1 “Yes”」
「Are you happy?」
「Yes!」

「№2 “No”」

№1~4、№5~8、というように、4フレーズずつの音声になっている。
1ページに2フレーズずつ、見開きで4フレーズが載っているので、
これがまとまって1データになっている。

読み上げ速度は比較的ゆっくり。
知らない単語も出てくるかもしれないが、本に訳や解説が載っている。

これを聞き流すだけで、日常会話を聞いているような効果が得られるだろう。

 

目次は以下のとおり。

Chapter1 頻出順にマスターするシンプルフレーズ
 (1語40フレーズ、2語~4語各60フレーズ)

Chapter2 一発で覚えるシンプル”頭出し”フレーズ
 (1語20フレーズ、2語50フレーズ、3語60フレーズ、4語30フレーズ)

頭出しフレーズのほうは、1つの頭出しに対していくつかの例文がある。
いずれも、見開きで1データになっているので、
本を見ながら1データを繰り返し聞く、という勉強が可能。

 

おすすめの活用法は、聞きながら自分でも言ってみることである。

音声データは、適度な間隔がある。
ちょっとかぶせぎみに言えば間に合う。

言ってみることで、日常会話を交わしているような効果が得られるだろう。
本を見ながら読み上げれば、視覚も活用するので更に効果的だろう。

実際に言われたときに、スッと返事が出てくるようになれそうな気持ちになってくる本。
これだけでも、英語ニガテ意識が薄れたことになる。効果あり!

 

世界一覚えやすい 英会話シンプルフレーズ380
久松 健一 (著) 、KADOKAWA (2015/10/14)

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