お母さん、子どもと「お金の話」をしていますか?
お金のリテラシーを高める「親のかかわり方」を知っていますか?
そでに書かれた言葉にドキッとしたら、ヒントが得られるかもしれない本。
(しかし…どうして「お母さん」だけに呼びかけてるのやら…不満。)
著者が女性、しかも子育て中、ということもあるだろうし、
実際、講演を聞きに来るのも「お母さん」が大半なのだろう。
あまり気にしないことにする。
「はじめに」で紹介されている、【ある日のわが家の会話】が興味深い。
子どもとお金の話をきちんとする、というのは、
子どもが人生において何に価値を置いているかをきちんと聞く、ということなのだとわかる。
第1章は、
お金に対するイメージをプラスにする話や、
世界の大資産家が慈善事業にお金を使っている話などを交えつつ、
子どもの「おこづかい」についてどうするか、具体的な参考案や事例を紹介。
これを読むだけでも、
お子さんの「おこづかい」(渡すかどうかも含め)に悩んでいる親御さんには参考になりそう。
一般的に、おこづかい制をはじめるときに話し合っておくことと、
幼稚園~中学生の娘さんへの実践例が紹介されている。
第2章の冒頭は…夫婦間のお金の話について。
この本のそでで「お母さん」と呼びかけているとおり、
お金の話をするとパートナーの男性が怒る、という既婚女性向け。
男性心理について、その怒りの回避の仕方について、書かれている。
第3章、第4章は、子どもとの具体的な接し方。
特に第4章は、子どもの様々な言葉や行動にどう対処するかを紹介。
目次を拾うと…
「うちって貧乏なの?」と言われた時
あれこれ「買って」と言われた時
貯金ばかりで使わない子の場合
渡すとすぐ使い切ってしまう子の場合…
第4章も、なかなか、参考になりそう。
第5章は、応用編というか、少し次元の高い話。
それって「誰の問題?」
冒頭のこの問いかけは、近年流行ったアドラー心理学にも通じる視点。
具体的な事例としては、
習いごと、部活を続けるかやめるか、友達同士の金銭トラブル、について、
どうとらえるか、を説明している。
著者が勉強したというAP(アクティブ・ペアレンティング)に興味がわいた。
訳すと「より良い親子関係講座」で、リーダー資格、トレーナー資格があるらしい。
APを学んだことで3番目の子育ては劇的に変化、
長男、長女とも今では良い関係だという。
「はじめに」の【ある日のわが家の会話】は、
FP(ファイナンシャルプランナー)資格だけでなく、
APリーダー資格・トレーナー資格を取得している著者ならでは、かもしれない。
【ご購入はこちらから(Amazon公式)】
リンク先で試し読みができます↓
『お金と上手につきあう子になる育て方』
鶴田 明子 (著) 、自由国民社 (2013/2/23)