お金儲けについての本を、片っ端から読んでいる中で出逢った本。
これだけは、手元に置きたいと思った。
タイトルは略して『なぜピカ』と著者の山口さんご自身が呼んでいる。
だからというわけでもないが、
「なぜピカソは金持ちだったのか?」という話のほうが強く印象に残っている。
たとえば、ピカソはどんな少額でも小切手を切っていたという。
100円の支払いをピカソのサイン入り小切手でもらったら、あなたはどうするだろうか。
それを銀行へ持って行って100円と引き換えにする人は、ほとんどいないだろう。
きっとそのまま、額に入れて飾っておくに違いない。
…そう。ピカソは、100円の物をタダであなたから買った(受け取った)ことになる。
つまり、ピカソは自分自身という価値を貨幣に変えたようなもの。
「サインをした紙切れ」が、100円、あるいは1,000円、もしかしたら10,000円の価値になってしまう…!
ピカソだからできること、と思うかもしれない。
この本には、それ以上のことが書かれている。
たとえば「ポイントカード」。これは私設のお金みたいなものだ。
これなら、あなたにもピカソのようなことができる。
ぜひ読んでいただきたいので、これ以上のネタバレは避けておこう。
「お金とは?」
お金儲けについての本には、大抵、これが書かれている。
この本が他と違ったのは、その哲学が素晴らしかったから。
世界中から宇宙まで広がる視点の広さ、高さを感じる本。
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『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』
山口 揚平 (著)
ダイヤモンド社 (2013/3/8)